「EFI Booting」の版間の差分

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(ページの作成:「BIOS(CMS)起動構成からEFI起動移行への研究 === 参考 === [https://technet.microsoft.com/ja-jp/library/dd744301(v=ws.10).aspx UEFI ベースの推奨ディ...」)
 
 
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[https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh824839.aspx UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティションの構成]
 
[https://msdn.microsoft.com/ja-jp/library/hh824839.aspx UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティションの構成]
  
== Step.1 EFI起動に必要なもの ==
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初めはパーティション編集ソフトでGPT変換でやろうかと考えていたけど、結果そんなことも究極は必要なかったのでメモ。
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== EFI起動に必要なもの ==
 
 
# GPT形式のディスク
 
# GPT形式のディスク
 
# ESP (EFI System Partition)
 
# ESP (EFI System Partition)
この2つ
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# OSの入ったディスク(MBR GPTどちらでも良い)
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この3つを準備できればOK
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=== GPT形式の標準パーティション構成 ===
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まずWindowsでのGPT形式の最小パーティション構成は
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[[ファイル:Efidisk.gif]]
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推奨パーティション構成は
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[[ファイル:Efidiskrec.gif]]
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となっています。ここで各パーティションの設定は
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{| class="wikitable"
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|+パーティション構造
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|-
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!説明
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!サイズ
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!パーティションの種類
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!フォーマット
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!ドライブ文字
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|-
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|回復パーティション
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|300 MB以上
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|プライマリ
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|NTFS
 +
|なし
 +
|-
 +
|ESP (EFI System Partition)
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|100 MB (4K AFT Diskでは 260 MB)
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|EFI
 +
|FAT32
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|なし
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|-
 +
|Microsoft 予約パーティション(MSR)
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|128 MB
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|MSR
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|なし
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|なし
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|-
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|Windows
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|ディスクの残り
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|プライマリ
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|NTFS
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|なし
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|}
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== ESPの準備 ==
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=== GPT形式に初期化 ===
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Windowsならディスクの管理とかから出来ます
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Windows上Diskpartコマンドでのパーティション作成方法
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==== 回復パーティション ====
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ディスクの初期化処理
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<pre>select disk 0 <-環境に依る
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clean // ディスク初期化
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convert gpt // GPT形式に初期化</pre>
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回復パーティションにはパーティションIDを '''"de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac"''' に設定します
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<pre>create partition primary size=300
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format quick fs=ntfs label="Recovery"
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set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac"
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assign letter="R"</pre>
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==== ESP ====
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<pre>create partition efi size=100
 +
format quick fs=fat32 label="System"
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assign letter="S"</pre>
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==== Microsoft 予約パーティション ====
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<pre>create partition msr size=128</pre>
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続きは
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[[rEFInd 導入]] へ

2016年4月27日 (水) 15:28時点における最新版

BIOS(CMS)起動構成からEFI起動移行への研究

参考

UEFI ベースの推奨ディスク パーティション構成

UEFI/GPT ベースのハード ドライブ パーティションの構成

初めはパーティション編集ソフトでGPT変換でやろうかと考えていたけど、結果そんなことも究極は必要なかったのでメモ。

EFI起動に必要なもの

  1. GPT形式のディスク
  2. ESP (EFI System Partition)
  3. OSの入ったディスク(MBR GPTどちらでも良い)

この3つを準備できればOK

GPT形式の標準パーティション構成

まずWindowsでのGPT形式の最小パーティション構成は

Efidisk.gif

推奨パーティション構成は

Efidiskrec.gif

となっています。ここで各パーティションの設定は

パーティション構造
説明 サイズ パーティションの種類 フォーマット ドライブ文字
回復パーティション 300 MB以上 プライマリ NTFS なし
ESP (EFI System Partition) 100 MB (4K AFT Diskでは 260 MB) EFI FAT32 なし
Microsoft 予約パーティション(MSR) 128 MB MSR なし なし
Windows ディスクの残り プライマリ NTFS なし

ESPの準備

GPT形式に初期化

Windowsならディスクの管理とかから出来ます

Windows上Diskpartコマンドでのパーティション作成方法

回復パーティション

ディスクの初期化処理

select disk 0 <-環境に依る
clean // ディスク初期化
convert gpt // GPT形式に初期化

回復パーティションにはパーティションIDを "de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac" に設定します

create partition primary size=300
format quick fs=ntfs label="Recovery"
set id="de94bba4-06d1-4d40-a16a-bfd50179d6ac"
assign letter="R"

ESP

create partition efi size=100
format quick fs=fat32 label="System"
assign letter="S"

Microsoft 予約パーティション

create partition msr size=128

続きは rEFInd 導入